宝石・鉱物 + 装身具のおはなし展
はじめに
Fri.17.04.2009 Posted in ごあいさつ / Foreword
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<English>

Atelier Gem Metalcraft Mayubonne(AGMM) - 「宝石・鉱物 + 装身具のおはなし展」は、主に装身具に深く関わりのあるものについてのおはなしです。 宝石、鉱物、金属や宝飾・装身具史etcから自然科学の世界まで。その美しい神秘的な世界をご紹介できたらと思います。自作の装身具作品やジュエリーデザイン画も紹介していきます。トピックはその時々によって変わります。どうぞお楽しみに!!

音と写真で綴る たまゆらの花笑み のサイトも立ち上げました。こちらもよろしくお願いします。


追記:「宝石 + 装身具のおはなし展」は、以前に友人の協力により実現した個展、「ジュエリー + 宝石のおはなし展」の続きとして展開していきます。

G-sakura.jpg
photo by AGGM

「ジュエリー + 宝石のおはなし展」 Gallery Sakuraにて

Massage
Fri.17.04.2009 Posted in ごあいさつ / Foreword
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<Japanese>

Atelier Gem Metalcraft Mayubonne (AGMM) - 「Exhibition of Gemmology + Jewerlley」 is talked about from Gemmology, Metal and Jewerllery history which are deeply related with Jewerlley works of art to Natural science. It is very interesting that the world of mystery of Natural science and its History. I also would like to show you my Jewerlley works of art. Please be expected what the topic will be there!!

PS. The idea of 「Exhibition of Gemmology + Jewerlley」 is inspired by my idea of my previous jewerlley exhibition thanks to my friends supporting.

G-sakura.jpg
photo by AGGM
This is a picture of the place the previous exhibition held at Gallery Sakura, Tokyo Japan.

”たまゆらの花笑み”について
Sat.18.04.2009 Posted in たまゆらの花笑み
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”たまゆらの花笑み”では、日々の生活で瞬間に感じたこと、驚いたことなどを花笑みを添えて綴っていこうと思っています。

”玉響”と書いてたまゆら。珠と珠とが触れ合って、かすかな音をたてるその瞬間のこと、つまり、ほんの短い時間のことを言います。花笑みは、もともと、蕾んでいた花がパアッと開く様子を言う言葉です。どちらの言葉も、その時の表情や音がすぐ目に浮かんでくるようで、上手に表している美しい日本語だなぁと思いました。作家の清川 妙さんの本「花笑みのことば」から引用させて頂きました。おすすめの一冊!として「花笑みのことば」をAGMM Bookstore-生活編で紹介しています。

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宝石とは?
Mon.20.04.2009 Posted in 宝石のおはなし / Gemmology
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<English>

宝石には、有機質と無機質のものがあります。有機質石は、生物もしくは植物により生成されたもの、真珠、琥珀、サンゴ、象牙 他があります。無機質石は、化学組成を持つ鉱物から成ります。宝石のほとんどが無機質石です。さらに、結晶構造を持つものと非晶質のものに分類されます。宝石となるものはごく僅か。地球に誕生した鉱物は今までに3000種以上発見されてきましたが、宝石とみなされるものはたった100種程度です。美しさ希少性耐久性の3つの重要な要素が備わって宝石となります。

実際にどのようなものがあるでしょうか、これからさまざまな石をご紹介していきます。
What is a gem?
Mon.20.04.2009 Posted in ごあいさつ / Foreword
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<Japanese>

Gems (Precious stones) are originally from Minerals are categorized by organic and inorganic substance. Organic substances are from livings. Pearl, Amber, Coral, Ivory etc are classified organic gems. Inorganic gems are consist of chemical elements. Most of gems are inorganic substance. Moreover they are classified by crystal stones (the structure is regular, repeating internal arrangement of atoms in a material) and amorphous stones (lacking a regular crystal structure). There are only a few percent that those minerals are able to be gems. Of the more than 3000 minerals discovered so far, only about 100 qualify as gems. To be a gem minerals must be beautiful, durable, and rare. These three factors are what make a gem desirable.

Let's look and see what kind of gemstones exist?
翡翠(Jadeite)
Tue.21.04.2009 Posted in 宝石のおはなし / Gemmology
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<English>

寒暖の差が大きい時期ですが、爽やかな風が吹くと気持ちがいい季節になりました。
5月初夏にふさわしいと思う宝石を1つご紹介します。

翡翠(Jadeite) その1
※ 日本の正式鉱物名:翡翠輝石

Jadeite-all colour
翡翠の仲間たち - 「宝石小宇宙を科学する2」 志田淳子著 株式会社全国宝石学協会

純粋な色は、実は無色透明。しかし宝石になり得るものは、半透明〜不透明石で無色以外の緑、ラベンダー、赤、橙、黄、茶、白、黒、灰色と様々あります。ほとんどは、染色、加熱、含浸などの処理が施されていますが、これは石の外観や耐久性の向上が目的です。石の硬さはそれほどでもないですが、粘質性が高いために、ジュエリーや翡翠の彫刻品にするには向いている石です。硬さについては、ガラスと消しゴムを例にとってみますと、ガラスは硬く消しゴムは柔らかいですが、ガラスは床に落とせば簡単に割れてしまい、消しゴムは割れません。翡翠は消しゴムのような硬さなのです。この秘密は、非常に細かい結晶の一つひとつがうまく絡み合って成長する、内部の緻密な構造にあります。翡翠は、豊かな森や農作物を象徴する、自然崇拝と関連の強い石です。エメラルドと共に5月の誕生石(日本の誕生石より)にも選ばれています。種類の数少ない日本でも採れる美しい宝石でもあり、日本人にとりましても親しみのある石です。

鉱物種:ジェイド - Pyroxene{輝石グループ}に属す翡翠(硬玉)
Amphibole{角閃石グループ}に属すネフライト(軟玉)と共にジェイドと称される
※両者は全く別の性質をもつ鉱物
成分:Na + Alの珪酸塩鉱物 結晶系:単斜晶系だが、粒子状の結晶配列の集合体 

外観:半透明〜不透明石 光沢:ガラス状〜グリーシー(油でコーティングしたような外観)
:緑、ラベンダー、赤、橙、黄、茶、白、黒、灰色(無色を除く全色が考えられる) まだら模様が多い
色因:緑色はクロム分の含有(鉄分が含まれるほど暗色になる) 青紫色は電荷移動による鉄分の含有 黄〜茶色は鉄分の含有

典型的カットスタイル:カボション、ビーズ、彫刻
断口(フラクチャー:石の断面の特徴):粒状〜木砕状 断口面の光沢:鈍く輝きはない(ダル=dull)

光学特徴:集合体(複屈折)屈折率:1.666〜1.680 比重:3.34
硬度(引掻き傷への強さ):6.5〜7
靭性(割れや欠けへの強さ):卓越:非常に優れており、その強さはダイアモンドよりも勝る
劈開(宝石の結晶原子配列の最も弱い構造方向に沿った平坦な亀裂):完全割れる(集合体構造のため見られない)

安定性
熱 - 懐中電灯のような集中的光、またはバーナーの火で簡単に溶融、気泡を含んだガラス状になる
光 - 安定している
化学薬品 - 温かい酸によりわずかに侵される
処理:外観向上のため、3種類の方法がある
1. Aジェイド-ワックスコーティング 2. Bジェイド-染みの除去後に漂泊し、その後ワックス又はポリマー樹脂含浸 3. Cジェイド-染色(ほとんどはBジェイド処理後に染色)}
色の安定と向上のための加熱処理
石の取扱い(洗浄):超音波洗浄器、蒸気洗浄器(スチーマー)、ぬるめの石鹸水において全て安全

生成:水分を含む流体が、高温低圧化で母岩のフラクチャー(亀裂)中を上昇し、結晶化したと考えられる。蛇紋岩化した超塩基性火成岩、片岩中や、漂砂鉱床中に礫や玉石として産出する。

産地:ミャンマー(パカン地方)、グアラテマラ(モタグア渓谷)、日本(新潟県糸魚川、青海地方)他

最高品質の翡翠とは?
結晶質集合体の組織が細かく、非常に均質で透明度が高いもの。緑色石においては、彩度が中程度で明度は少し暗めの濃黄緑色。”インペリアル”とか”琅玕(ろうかん)タイプ”と表現される。


琅玕(ろうかん)タイプの緑翡翠 - 「宝石小宇宙を科学する2」 志田淳子著 株式会社全国宝石学協会

緑色の次によく知られる紫色石(ラベンダー翡翠)においては、彩度が高く明度が高めのもの。


琅玕(ろうかん)タイプの紫翡翠 - 「宝石小宇宙を科学する2」 志田淳子著 株式会社全国宝石学協会

翡翠内部の組織の拡大写真です。地球の賜物、自然科学の神秘的な世界が見えてきます。
※ 上部の琅玕(ろうかん)タイプ石の内部とは関係ありません。

Photo-緑翡翠内部
透明度の高い琅玕(ろうかん)タイプの内部組織(×15)
- 「宝石小宇宙を科学する2」 志田淳子著 株式会社全国宝石学協会


紫翡翠内部
天然ラベンダー翡翠は粒界が濃色に見えるため、染色の色素と誤認されやすい(×20)
- 「宝石小宇宙を科学する2」 志田淳子著 株式会社全国宝石学協会


さらに翡翠と人間との関わりの歴史を辿っていきます。
翡翠(Jadeite) その2へ(こちらは有料サイトです)


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